診療案内

Medical information

子宮がん検診(子宮頸がん・子宮体がん・経腟超音波)

千歳烏山ウィメンズクリニックでは、医学的根拠に基づいた適切なタイミングでのがん検診を推奨しています。がん検診は、自覚症状のない「前がん病変」や「初期がん」を早期に発見し、体に負担の少ない治療を選べるようにすることが最大の目的です。

日本国内のガイドラインでは、20歳以上の方に対して2年に一度の子宮頸がん検診が推奨されています。当院では単なる細胞診だけでなく、超音波検診も同時におすすめしています。

当院での検査

当院では、以下の検査を実施しております。

1.子宮頸がん検診(頸部細胞診)

子宮の入り口(頸部)を専用の柔らかいブラシでこすり、細胞を採取して調べます。

がん細胞や、将来がんになる可能性がある「異常な細胞」の有無を確認します。

2.子宮体がん検診(内膜細胞診)

子宮の奥(体部)に細い器具を入れ、内膜の細胞を採取します。

子宮体がん検診は、すべての方に必須の検査ではありません。無症状の方に対する集団検診をするメリットは確立されておらず、痛みや感染リスクなどもあるため、「不正出血」のある方にお勧めする検査です。

3.経腟超音波(エコー)検査

子宮内膜の厚さや、子宮や卵巣の状態を評価します。子宮筋腫や卵巣嚢腫など、細胞診だけでは捉えきれない子宮・卵巣の病気を見つけることができます。

4.HPV検査

子宮頸がんの主な原因は、ハイリスク型HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です。子宮頸がん検診(細胞診)が「今、異常な細胞があるか」を調べるのに対し、HPV検査は「将来がんの原因となるウイルスに感染していないか」を調べます。

HPV検査の詳細についてはこちら

費用について

世田谷区の子宮がん検診(公費助成)

世田谷区から送付される受診券をご利用ください。

  • 子宮頸がん検診: 800円
  • 子宮体がん検診(※医師が必要と判断した場合のみ追加): 1,000円
    ※対象年齢や実施時期については、区の広報または公式サイトをご確認ください。

自費検診(自覚症状がない場合)

  • 子宮頸がん検診: 3,850円(税込)
  • 子宮体がん検診: 6,600円(税込)
  • 経腟超音波検査: 3,300円(税込)(※他の検診と同時に行う場合は1,100円)
  • HPV検査(ハイリスク型判定): 5,500円(税込)

※不正出血などの症状がある場合は、検診ではなく保険診療(3割負担等)の対象となることがあります。

検査後について

子宮頸がん検診で異常が指摘された場合、当院で、二次精査(コルポスコピーと組織検査)を行うことができます。

子宮頸がん検診での異常についてはこちら

他に病気が見つかった場合も、当院でそれぞれの疾患に合わせて適切にフォローいたします。総合病院での検査や治療が必要な場合は、速やかにご紹介いたします。

婦人科検診を受ける目安

医学的な推奨頻度は以下の通りです。

  • 20歳を過ぎたら: 子宮頸がん検診(2年に一度)
  • 40代以降、または閉経前後: 不正出血がある場合は子宮体がん検診を検討
  • 全世代共通: 不正出血、おりものの異常、下腹部痛がある場合は検診を待たずに保険診療を受診してください。

※がん検診は月経中を避けるようにしてください。
※超音波検査は、生理が終わったころがおすすめです。